木を愉しむキッチンウェア

森林資源に恵まれた高知県の木材を適材適所に使用し、現代の暮らしにマッチした洗練された機能と飽きのこないデザインを追求しています。「ひのき」は油成分が非常に多いので水周りの製品に適しており、抗菌・抗カビ効果が豊富です。また 「桜」のきめの細かさや「栗の木」の熱に強いこと、「楠の木」の防虫効果など、色目や硬さなど木の持つ様々な特性を活かした商品づくりをしています。

ものづくりのまち燕三条で生まれた木の道具

太古の昔から日本人の肌になじんできた「木」には、独特のやさしさ、温もりがあり、それは製品にも受け継がれ、使い込むほど手になじみ、風合いを変えていきます。 この日本の木の風合いや肌触りを引き出しながら、暮らしの中に溶け込んでいくような加工技術を施して制作しています。「日本の心」を託した木の道具たちの温かみを手にしてみてください。暮らしが一つ変わります。

1000種類を超える竹の道具

日本一と言われる孟宗竹の産地、鹿児島。この地の職人たちとともに、手による温かみのある丁寧な製品づくりをしています。竹には使い込むほどに味わいを増し、手と場所に馴染んでくるという特徴があります。アイスペールやトレー、様々な調理道具からスプーンなどのカトラリーまで、1000種類にも及ぶ商品を開発、販売してきました。これからも多様なライフスタイルにもなじむ商品をつくり出していきたいと考えています。

歴史を紡ぐ「ひのき箸」

面積の約9割を森林が占める木曽谷。戦後満州開拓団から戻った人々が、
ヒノキの伐採跡に残された切り株をナタで割り、
生活の手段として作り始めたのがこのひのき箸です。
現在は機械で作られていますが、手仕事のような丁寧な仕上がりの木地に、
手作業で生漆を塗り布などで拭き取る「拭き漆」を施しています。
ひのきの木地と漆という現代では少し贅沢なものづくりでありながら、
軽くて手に馴染む日常使いのお箸です。